適応症へ
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わが国では世界に例をみないほど、人口の高齢化が急速に進行しています。
人は年をとると共に自然治癒力もおとろえ、一つ病気にかかってもなかなか治らず、慢性的な
経過をたどりがちです。 はり・灸治療は自然治癒力を高め、全身の機能を活発にし、健康回復に大いに役立つと共に鎮痛効果により、痛みも緩和することができます。 はり・灸は、薬のような副作用もないので、慢性の病気や痛みに悩んでいる方、老後を健康に過ごしたいという方にふさわしい治療法です。
本来、女性は男性と比べ、神経が繊細で、身体もデリケートにできています。 そういう特性から女性には、不定愁訴症候群、自律神経失調症、偏頭痛、不眠症、生理痛、冷え性等、自立神経・内分泌系の変調から病気になるケースが数多くみられます。 そのような女性特有の病気に対して、はり・灸治療は自律神経・内分泌系の変調を整えると共に血行促進作用、鎮痛効果により高い治療効果が期待できます。 その上、安定剤、鎮痛剤等の薬による副作用の心配もなくなります。
健康ブームにより、スポーツ愛好家も増加し、それに伴ないスポーツ障害による痛みを訴える人が、年々増えています。各種のスポーツ障害に対して、はり・灸治療はとても高い効果があります。それは、はり・灸には薬のような副作用もなく、優れた鎮痛効果があり、 筋肉・神経等の疲労回復J効果があるからです。当院では、スポーツ障害に対するはり・灸治療はもちろん、ストレッチ、アイシング、リハビリトレーニング等の指導も行い、 スポーツ障害を総合的にとらえています。
    適応するスポーツ障害
ランナー膝ランナーの膝の痛み
ジャンパー膝バスケットボールやバレーボールでの膝の痛み
シン・スプリントランナーの下腿前面の痛み
フットボール・アンクルフットボール選手の足首の痛み
水泳肩水泳選手の肩の痛み
野球肩野球のピッチャーの肩の痛
テニス肘テニスプレーヤーの肘の痛み
野球肘野球のピッチャーの肘の痛み
ゴルフ肘ゴルフプレーヤーの肘の痛み
ボウリング母指ボウリングプレーヤーの母指の痛み
ゴールキーパー母指サッカーのゴールキーパーの母指の捻挫
スキー母指スキーによる母指の捻挫
太っている人は、成人病にかかりやすいと同時に、腰や膝に負担をかけ、痛みの原因となります。 また子供の成人病など、肥満は大変深刻な問題です。それに対して、はり・灸治療は脂肪の代謝を良くし、 食欲を徐々に正常な状態にもどす効果があるので、体にかかる負担は軽くすみます。
  耳のツボへの刺激
◎左右の1〜2つのツボへ極小さい針、または粒を貼り、上から人差し指を当て、 痛みがない程度に軽く振るわすように行います。(一つのツボへが1〜3分間行ってください)
◎毎食前または空腹時や間食したくなった時に必ず刺激して下さい。
◎空腹感が無くなり、食事の量が減ってきます。
昔から、「老化は足から」「足は第二の心臓」と言われるほど重要視されてきました。それは、心臓から 押し出された血液は動脈を通って全身に巡り、心臓から最も遠い足の裏でUターンし、静脈を通って心臓へ戻るのです。 私たちは歩行により大地から刺激を受け、足の裏の第二の心臓が、力強く静脈の流れをよくすると考えられるのです。 足心療法は、この第二の心臓を刺激することによって、ストレスによる心身の疲労を調整し、五臓六腑や運動器系の 疾患に効果をあげることがきます。
はりの消毒法には次のようなものがあります。
☆ディスポーザブル(使い捨て)
完全滅菌済みの針を一人1回の治療に使用しただけで捨てます。ですからいつも新しい針で治療を受けることができます。
☆オートクレーブによる消毒法
オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)により2気圧・121℃・20分の条件で針を滅菌する方法です。
これは保健所の指導基準を満たす方法で、医院・病院等でも最も普及しています。
☆針のキープ制度
患者さんに使用する針をその人専用の針として当院で保管しておく方法です。
ですから他の人に使用した針を使うことはまったくありません。
当院ではこれらのうち、いずれかの方法を使用しています。
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